一般外来受付時間/午前8:30~11:30 休診日 /土曜・日曜・祝日(急患対応あり) |
透析センター
昭和48年9月開設。
中丹・北部地域で最も古い歴史を持つ透析センターです。
慢性維持透析はもとより、急性透析・各種血液浄化療法にも対応し、腹膜透析や在宅血液透析などの在宅医療にも積極的に取り組んでいます。
透析ベッド数35床、月~土各2クールオンライI-HDF・I-AFB等 各種HDモードに対応。
透析支援システム 東レMirecleDIMCSUX導入。
血液浄化装置 血液浄化装置 JUN55X・iQ21・MA03保有、各種血液浄化に対応。
CAPD患者数 40名、HHD患者数 3名 / 2017年3月現在
1)実は凄い 腎臓の力
YouTube(動画)
2)慢性腎臓病とは
YouTube(動画)
3)蛋白尿について
YouTube(動画)
腎臓の機能 | 腎機能低下により起こりうる症状 |
水分・塩分の排泄 | 浮腫(むくみ)※主に下肢に出現、高血圧、肺水腫(肺に水が溜まり呼吸困難になる) |
酸・電解質の排泄 | 体に酸が溜まる、高カリウム血症、高リン血症など |
老廃物の排泄 | 尿毒症症状(気分不良・食欲低下・意識障害など全身症状として様々な症状が起こる) |
造血ホルモン産生 | 腎性貧血 |
ビタミンD活性化 | 低カルシウム血症、骨の量・質の低下 |
透析では、腎機能の『水分・塩分の排泄』、『血液のPHの調節(酸性に傾かないように調節)』、『余分な電解質の排泄』、『老廃物の排泄』を代行する治療になります。
血液透析
腹膜透析
腎移植
血液透析 | 腹膜透析 | 腎移植 | |
---|---|---|---|
食事・飲水の制限 | 多い (蛋白・水・塩分・ カリウム・リン) | やや多い (水・塩分・リン) | 少ない |
必要な手術 | バスキュラーアクセス/ シャント (通常、局部麻酔) | 腹膜透析カテーテル挿入 (全身麻酔) | 腎移植術 (全身麻酔) |
通院回数 | 週3回 | 月に1〜2回 | 月に一回 |
旅行・出張 | 透析施設を確保すれば確保 | 透析液・装置の準備 | 自由 |
スポーツ | 自由 | 腹圧がかからない運動 | 移植部保護以外自由 |
入浴 | 透析後はシャワーが望ましい | 腹膜カテーテルの保護必要 | 問題なし |
メリット | 医学的ケアが常に提供される、 最も日本で実績のある治療法 | 血液透析に比べ自由度が高い | 透析による束縛からの精神的・肉体的解放 |
デメリット | バスキュラアクセスの問題 (閉塞・感染・出血・穿刺・ブラッドアクセス作成困難) 除水による血圧低下 | 腹部症状(腹が張る等) カテーテル感染・異常 腹膜炎の可能性 蛋白の透析液への喪失 腹膜の透析膜としての寿命がある(10年位) | 免疫抑制剤の副作用 拒絶反応などによる腎機能障害・透析再導入の可能性 移植腎喪失の不安 |
透析センターでは、災害発生時に安全に避難し、迅速に医療活動を実施するため、職員や患者さんを対象にした災害訓練を定期的に実施しています。院内で作成した災害対策マニュアルに基づき、施設や設備の定期的な点検、非常口や避難経路、方法、避難場所等の確認を行っています。
災害時、透析終了や緊急離脱がスムーズに行えるよう、その判断を行う担当者の役割(アクションカード)を決めておき、判断や手技を統一し、実践を意識した訓練を行っています。
実施日 | ||
---|---|---|
第2回 透析センター災害訓練 | 令和3年9月3日(金) | 第2回_透析センター災害訓練PDF |
第1回 透析センター災害訓練 | 令和3年6月3日(木) | 第1回_透析センター災害訓練PDF |
※の項目は、当院独自の項目です。
R3年3月
医 師 | 3名 |
看護師 | 13名 |
臨床工学技士 | 専任3名・兼任6名 |
医療秘書 | 1名 |