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循環器内科
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不整脈疾患とは、心臓の調律(拍動リズム)が不規則になった状態で、速すぎる異常(頻脈)や遅すぎる異常(除脈)によって動悸や失神を来たし生活に支障をきたすものや突然死の引き金になるもの、心不全や脳梗塞の原因となるものがあります。一般に薬物治療でコントロールできない頻脈性不整脈に対してはカテーテルアブレーション治療を行い、失神を来たすような除脈性不整脈に対してはペースメーカ植込み術を施行します。また、心室細動や心室頻拍といった致死性不整脈の既往がある症例には植込み型除細動器(ICD)を用い、心機能の低下した重症心不全症例には心臓再同期療法(CRT)を行います。
当科ではいずれの不整脈治療も施行可能であり、特にカテーテルアブレーション治療に関しては年間100例以上を行い通算1000例の実績があります。また、発作性心房細動症例に対しては従来の高周波アブレーション治療に加え、2018年4月よりクライオアブレーション治療が施行可能となり手技時間が格段に短縮しました。その他、リードレスペースメーカーや皮下植込み型除細動器(S-ICD)も施行可能で、患者様の病態に合わせた最新の治療を提供しております。
日本メドトロニック株式会社提供