国家公務員共済組合連合会 舞鶴共済病院
  日本医療機能評価機構 認定病院  地域医療支援病院認定施設

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病院長のあいさつ

 最初に、日頃より、当院へのご支援を継続いただいております皆様方に、厚く御礼を申し上げます。このたび布施前病院長が3月31日をもちましてご勇退され、4月1日より私が後任の院長を拝命いたしましたので、一言ご挨拶申し上げます。

 ご挨拶を執筆するにあたり、多々見元病院長、布施前病院長の病院長就任時のご挨拶を拝読いたしました。病院の理念は一貫しており、1)良質で安全な医療、2)患者様を中心とした医療、3)地域との積極的な連携、を掲げております。私自身、当院の理念を承継していくよう、細かな運営も含め心掛ける所存でございます。

 病院機能の評価の指標は多岐にわたります。例えば、地域医療連携の促進、循環器・消化器病センターなどの専門的医療ユニットの充実化、病院のベンチマークである日本医療機能評価機構が定める病院機能評価や、悪性腫瘍に特化した中核病院や教育を主軸においた臨床研修病院の維持などがあげられます。歴代の院長のご挨拶からは、当院がより充実した病院機能の促進・充実を果たすため、発展の一途である未来志向の文章でございました。

 私自身、ご挨拶として、継続発展を謳った内容を書きたいものですが、現状は厳しい状況への対応に着手しなければなりません。舞鶴市の人口は、1985年には約10万人でしたが、現在約8万人、2040年には6万6千人まで減少の一途をたどると予想されております。当院の常勤医師数も同様の傾向であり、2015年の46人をピークに本年4月現在、31人と大幅に減少しております。上述の病院機能評価を鑑みた際、地域連携指標は合格点の状況ではございますが、専門的医療ユニットの医師数・看護師数の充足がままならず、働き方改革の理念との端境で厳しい状況が継続しております。幸い、昨年に病院機能評価認定施設の更新は維持できましたが、麻酔医や小児科常勤医の不在にて、臨床研修病院としての役割が中断している状況でございます。

 私の第一の責務として、急性期病院の運営を継続するとともに、ヒューマンリソースのV字回復をめざし、急性期とともに高齢者(全人的)医療を担ううえでの、幅広い専門医師・看護師そして、医療スタッフの確保にあると考えております。

 Wikipediaでは当院の特徴として、「京都北部地域の基幹病院として、症例数が多い。特に循環器内科・心臓血管外科における症例数と診療実績は京都北部地区では常にトップで、近畿地方全体の中でもトップクラスである。」を記載されております。このブランド力を維持することも管理者としての責務と考えております。また、創設時より、「金沢大学医学部の関連病院として位置付けられ、福井大学医学部総合診療科における研修も開始した。」とも記載されております。当院の伝統であります、北陸地方の大学医師との継続性を維持してまいります。さらに周知のように舞鶴市は京都府に位置しております。私が京都府立医科大学出身でありかつ、今まで築きあげてきた同大学におけるキャリアを最大限に生かす所存でございます(現在も同大学の特任教授として、附属病院の外来診療を月1回担当しております。 また先日の舞鶴市議会で、今後の舞鶴公的病院の医師の充足は京都府立医大からの要請を継続する旨、市長答弁があったとお聞きしております)。

 副院長歴は前医(京都府立医科大学附属北部医療センター)で3年、当院では1年経験しておりますが、病院長の職務は全く異次元のものと考えております。関係者の皆様方におかれましては、今後も引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

令和5年4月1日

舞鶴共済病院
病院長 沖原 宏治

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