一般外来受付時間/午前8:30~11:30 休診日 /土曜・日曜・祝日(急患対応あり) |
総合内科
総合内科は内科一般の急性期診療を担当しています。「病院総合医」として患者さんの抱える問題の全体を把握する様に努め、必要に応じ専門医とも連携して診療に当たります。
私共は患者さんの自己決定を尊重・支援し、人生に寄り添う医療を提供したいと考えています。一人一人の患者さんに深く関わり、力になれることを目指しています。
お断り 『診療制限について』
総合内科の初診は「かかりつけ医」からの紹介状をお持ちの患者様のみに限らせていただきます。日によって他の内科系診療科の医師と分担して診療に当たっております。また症状によって内科以外の、より適切な診療科への受診をお願いすることがあります
「当院の初診受付について」
総合内科は、入院診療においては主に
1、肺炎やその他の呼吸器感染症
2、肺癌の診断や化学療法・緩和ケア
3、その他呼吸器疾患(COPD/肺気腫、間質性肺炎、喘息、気胸など)
4、糖尿病
5、多岐にわたる疾患・問題を抱える(特に御高齢の)患者さん
などの診療を担当しています。(表1)
外来診療においても同様の疾患の患者さんのフォローを行っていますが、外来では糖尿病など生活習慣病の方の割合が多くなっています。
高齢の患者さんの割合が多いことも当科の特徴で、入院患者さんの中で75才以上の後期高齢者だけでも約7割を占めています。御高齢になると例えば肺炎で入院されても同時に心不全や腎機能低下、嚥下機能の低下など複数の問題を合併されていることが多く、問題に優先順位をつけて総合的に診ていくことによって効率よく患者さんにとって最善の医療ができる様に努めます。またこれらの問題の中には残念ながら治療を行っても改善が得られないものもあり、障害とともに生活したり、症状を緩和したり、御本人の意思や御家族の意向に沿って皆が納得できるような選択を行えるように努めます。
順位 | 2022年度総合内科入院141症例の内訳(主となる病名) | 件数 |
1 | 肺炎、気管支炎、呼吸器感染症 | 27例 |
2 | 肺がん(疑いを含む) | 23例 |
3 | 間質性肺疾患 | 8例 |
4 | COPDなど慢性呼吸不全の急性増悪 | 7例 |
4 | 気胸 | 7例 |
4 | 膠原病 | 7例 |
7 | 骨髄異形成症候群、他の血液疾患 | 6例 |
7 | 尿路感染症 | 6例 |
9 | 糖尿病 | 5例 |
9 | 敗血症、菌血症 | 5例 |
その他 | 40例 |
・「医師募集要項」
当科では内科系の各サブスペシャリティを持って地域の内科診療を担ってくださるスタッフ医を募集しています。
医師免許取得年度 | 平成8年 |
出身大学 | 九州大学 |
専門領域 | 内科一般 |
所属学会 | 日本内科学会、日本肺癌学会 日本プライマリ・ケア連合学会 |
認定医・専門医等 資格 | 日本内科学会 認定医 日本内科学会 総合内科専門医 日本プライマリ・ケア連合学会 認定指導医 |
コメント | 患者さま個人のニーズに応えられる医療を提供し、地域の医療・介護ネットワークとの連携など、人との絆を大切にしたいと思います。 |